バスルーム 2

 

 

 

このお話はR18要素を含んでいます。

苦手な方は閲覧をお控え下さい。

閲覧は自己責任でお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、ん…あっ…」
ミリアリアは身体中を撫で回すディアッカの手をそっと掴んだ。
 
「ミリィ、おとなしくしろよ。それじゃ洗えないだろ?」
 
ディアッカはボディソープを丁寧に泡立て、ミリアリアの秘所に手を滑り込ませた。
片手は、胸の膨らみを柔らかく揉み上げる。
その胸の尖端は硬く勃ち上がり、ディアッカの指の間に挟まれて絶えず刺激を与えられ続けていた。
 
「んぁっ…あ、何も、しないんじゃ…」
「嫌じゃないんだろ?」
「そ…だけど、あ…」
「…じゃあ身体に聞こうか?」
 
ディアッカの指が、ミリアリアの敏感な部分を摘みあげた。
そのまま上下に優しく摩る。
 
「あ、あ、だめ…ぇっ」
「…ミリィ。俺にイク顔見せて?」
「んあっ、あん、あ、あ、ディアッカ…」
 
優しく摩る指の動きを少しだけ早めると、ミリアリアは震えながら可愛らしい嬌声をあげる。
ディアッカの手と泡によってずっと弄られていたせいで、ミリアリアはあっという間に高みに押し上げられた。
 
「ほら、こっち向けよ」
「はあ、あ…!あ、あっ!」
 
ミリアリアはディアッカの方に首を仰け反らせて、そのまま、達した。
 
 
 
「はぁ、はっ…」
「…イく時の顔もかわいい」
 
虚ろな表情で見上げてくるミリアリアに、ディアッカは優しいキスを与えた。
「ん、んぅ…」
ボディソープを使った愛撫のせいで、ミリアリアも、そしてディアッカも泡まみれだった。
ディアッカはシャワーのコックに手を伸ばし、泡を流し始める。
ミリアリアはぼんやりとしながらディアッカの胸にもたれ、シャワーの湯を一緒に浴びていた。
 
いつもいつも、自分に快感を与えてくれる優しいディアッカ。
今日だって、自分がびしょ濡れになるのも厭わずミリアリアに上着を被せてくれた。
ほんとは、汗で濡れるのだって嫌いなくせに。
ミリアリアの心配ばかりするけど、ディアッカの身体だってとても冷たくて。
温めてあげたい。
ディアッカに、自分のできることで何かしてあげたい。
 
そしてミリアリアは、前々から考えていたことを実行に移す決意をした。
 
 
 
「?!おい、ミリィ…」
突然感じた刺激に、ディアッカはびくりと身体を震わせる。
ミリアリアが、ディアッカの身体をそっと指でなぞっていた。
細い指が、ディアッカの胸の飾りをそっと弄る。
 
「…ミリィ、お前なにやって…」
 
ミリアリアは、碧い瞳でディアッカを見上げて、恥ずかしそうに微笑んだ。
そのまま、今度はディアッカの下腹部に手を伸ばす。
そしてそっと、ディアッカの分身に触れた。
 
「ちょ、おい、ミリィ!」
「…こうしたら、気持ちいいの?」
「…え?」
 
ミリアリアはシャワーで滑りの良くなった手を分身に添え、ゆるゆると動かした。
「う…」
予想外の刺激に、ディアッカは思わず声を漏らす。
 
 
「ここ、こうやって触れば、気持ちいいの?」
「な、ミリィ…っ…!」
 
 
ミリアリアはディアッカの胸にキスした。
そしてそのまま舌でそこを弄りながら、もう片方の手で分身の先端をそっと撫でる。
その刺激に耐えきれず、びくん、とディアッカの分身が跳ねた。
「あ…」
その反応に驚き思わず声を上げたミリアリアは、ふわり、と嬉しそうに微笑んだ。
 
「ディアッカにも、気持ち良くなって欲しいから…」
 
ミリアリアは子供のように首を傾げて、かすかに息を荒くしたディアッカを見上げ。
 
 
「どうすればいいか、おしえて?」
 
 
ディアッカの心に、ミリアリアへの愛しさが溢れかえった。
たどたどしい手つきは、このような経験が全くない事を如実に表している。
元々こう言ったことに淡白だったのだ、ミリアリアは。
それが、ディアッカのために、こうして慣れない行為までしてくれている。
稚拙な、しかし心のこもった愛撫にディアッカは酔いしれた。
 
「ミリィ、そう…そこ、そうやって触って…」
 
ディアッカはミリアリアの耳元で甘く囁いた。
小さな手に自らの手を添えて、分身を抜かせ先端を指でなぞらせ、快感を貪る。
しかし、たどたどしい愛撫に興奮したディアッカの分身は限界寸前で。
 
 
「はぁ、ミリィ…ごめん、もう…」
 
 
するとミリアリアはシャワーのコックを捻り、湯を止めた。
そして、背伸びをするとちょん、とディアッカに唇を合わせるだけのキスを送る。
「ミリィ?」
ミリアリアは恥ずかしそうに俯き、すぅ、と息を吸うとぺたんとその場にしゃがみこんだ。
 
「ミリィ?気分でも…」
 
ディアッカの狼狽えた声に、ミリアリアは顔を上げた。
碧い瞳が情欲に揺れ、羞恥心で頬は赤く染まっている。
「…ちがうの…」
小さな手がディアッカの中心に伸ばされた。
 
 
「…わたしも、もっとディアッカに…気持ち良くなって欲しい…」
 
 
碧い瞳が、驚きに目を見開いたディアッカをじっと見つめる。
そして、視線を落とすとそっと屹立した分身に手を添え、膝立ちになる。
愛おしげにそこへキスを落とし、ぺろり、と赤い舌で先端を舐めた後、ミリアリアはディアッカの怒張した分身を、おずおずと口に含んだ。
 
 
 
ディアッカは、目の前で起きている光景が信じられなかった。
なんだこれ?夢か?
確かに、いつかミリアリアにして欲しいと思ってはいた。
しかし自分しか男を知らないミリアリアにそれを懇願するにはさすがに勇気が足らず、いつかは…と思うだけに留めていたのだ。
 
「ん…んぅっ…」
 
ミリアリアの口からディアッカを出し入れする卑猥な音が、ちゅぱ、ちゅぱ、とバスルームに響く。
「…は…ぁ」
ディアッカは押し寄せる快感に、つい吐息を漏らした。
ミリアリアは一度口から分身を抜くと、先端の括れに舌を這わせる。
「ディアッカ…きもちいい…?」
無邪気な問いかけ。
ディアッカは、ミリアリアの湿った髪をそっと撫でた。
 
「ああ…すげぇ、いい…」
 
その言葉に、再びディアッカの分身を口に含んだミリアリアが、嬉しそうに目だけで笑った。
その姿は、子供のように愛らしくて。
どくん、とディアッカの心臓が跳ねる。
「ん…」
ミリアリアの柔らかい舌がディアッカの分身に絡みつき、細い指が分身をゆっくりと抜く。
ディアッカはゆるゆると息を吐くと、ミリアリアから与えられる快感に身を委ねた。
 
 
 
 
 
 
 
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今回はお風呂が舞台ですv
与えられるだけでなく、大好きなディアッカにも何かしてあげたい。
そんな想いがミリアリアを動かします。

 

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2014,6,30up