ホット・ラム・ティー 1

 

 

 

※作品内に一部18禁描写があります。

苦手な方は、閲覧をお控え下さい。

 

 

 

 

 

 
ドアを閉め、ロックをかけるとディアッカはミリアリアを壁に押し付けた。
そのまま、貪るように唇を重ねる。
 
「う…」
 
ミリアリアの表情が苦しげに歪む。
それでもディアッカは、激しく唇を合わせ続けた。
「ディアッ…や…待って…」
スカートの裾からディアッカの大きな手が侵入し、細い腿を撫でる。
性急すぎる行為に、ミリアリアは動くことができない。
 
 
唇を離したディアッカが、ミリアリアを強引に抱き寄せた。
だん、と壁に押し付けられ、ディアッカの指が器用に軍服のボタンを外していく。
アンダーを捲りあげられ、長い指にスカートのファスナーを下ろされると、ミリアリアは腕を突っ張って抵抗した。
しかしそんな抵抗などディアッカにとっては何の障害にもならない。
中途半端に脱がされたアンダーから、清楚な白い下着が覗く。
 
 
「ディアッカ!」
「…いいから、動くな。」
 
 
そう言うとディアッカは、ミリアリアの下着をぐいっと上にあげ、胸を露わにさせた。
「きゃ!…んっ」
いきなり外気に触れた胸に、ディアッカの手が伸びる。
きゅっと頂を摘まれて、ミリアリアの声が色を帯びた。
同時に、腿を這っていた手が脚の間に移動する。
 
 
ストッキングはあっという間に破られ、薄い布の上から敏感な場所を優しく何度も撫でられる。
同時に胸もやわやわと愛撫され、ミリアリアは声を抑えられない。
胸の頂は既に硬く尖り、ディアッカから与えられる刺激にうっすらと赤く充血していた。
 
「あ…はあっ、んうっ…」
 
ミリアリアの甘い声を聞いたディアッカは、さらに攻撃の手を強めた。
下着の横から長い指が侵入し、ミリアリアの秘所を弄る。
「ああっ!だめ…」
すでにそこは恥ずかしいくらい濡れていて、ミリアリアは羞恥で顔を背け目を閉じた。
 
 
「…恥ずかしい?」
 
 
ミリアリアの首筋に舌を這わせながら、ディアッカが意地悪くそんなことを問いかける。
「ディア…ッカ…や…」
「嫌じゃねぇだろ、こんなに濡らして」
そう言うとディアッカは、溢れ出る愛液を指に絡めミリアリアの肉芽を優しく愛撫し始めた。
「ああああっ…それ、いやぁっ!」
たまらずミリアリアは嬌声を上げる。
 
「…嫌じゃないくせに。」
そう言って執拗にそこを嬲り続けると、ミリアリアの脚が震え出す。
すでに硬く膨らんだ肉芽は、ディアッカの愛撫に限界寸前になっていた。
「いや、いやぁっ、ダメ…」
胸と肉芽への執拗な責めに、ミリアリアは立っていられずディアッカの胸にしがみつく。
 
 
「…イッちゃいそう?」
 
 
ディアッカのそんな言葉に、ミリアリアは気付けばこくりと頷いていた。
 
「もう?まだ触っただけで指も入れてないのに?」
「んぁっ…だって…こんなにされたら、も…はあんっ!」
 
「イキたい?」
ミリアリアは目を伏せる。
すぐにでも解放して欲しい、そう思っても恥ずかしくてとても口に出せなかった。
 
 
「なぁ、イかせてほしい?」
「…ふ…ぅっ、そんなこ、と…な、い…」
 
先程からの延長なのか、まだ意地を張るミリアリア。
その言葉を聞いたディアッカから、すとん、と表情が消える。
突然、秘所と胸が解放され、ミリアリアはへたりとその場にしゃがみこんだ。
 
 
 
「え…?」
 
今まで激しく嬲られていた場所が、じんじんと疼く。
「…今日はそんな気分じゃねーんだろ?じゃあもういいよな?」
そう言って首を傾げ、薄く微笑んでミリアリアを見下ろすディアッカのアメジストの瞳は、ひどく冷たい。
 
「そんな…こと…」
 
ミリアリアはめちゃくちゃになった軍服を胸元でぎゅっと掴み、困惑の表情でディアッカを見上げた。
 
 
 
「俺、シャワー浴びてくるぜ?」
その言葉は疑問形で、そしてミリアリアへの確認をも含んでいる。
不意に、自分でも驚くほどの悔しさと苛立ちがミリアリアの中に涌き上がった。
 
本当は自分だって、私が欲しいくせに!
 
ミリアリアはき!と力を持たせた瞳でディアッカを見上げた。
 
 
「…い、けば?シャワーにでも何に、でも」
 
 
「は?」
「何に怒ってるのか…知らないけど…行けばいいじゃない。早く行って!」
「それ、本気で言ってんの?」
「本気よ。それともナニ?私が泣いて懇願するとでも思った?ディアッカが望んでいる言葉を吐いて、お願いなんて言うとでも思ったの?」
「………」
「お生憎様。…あんたが過去に付き合ってきた…女たちと…私は、違うんだからっ!」
 
乱された軍服は乱されたまま。
今日下ろしたばかりのストッキングも破られ、もう使い物にならない状態にされた。
悔しくて堪らなくて、ミリアリアは尚もディアッカを睨みつけた。
 
「こんな乱暴な行為で他の女性は満足してたって事よね。ならシャワーじゃなくて、そういう女の所に今から行けば?
私は止めないわよ。男は所詮下半身は別、ってよく言うものね」
「……それ、本気で言ってんの?」
「言わせたのは誰なのよ!」
私はディアッカが好きなのに!
なのに、どうしてこんなこと言わなきゃいけないの!
他の女の所に行け、なんて、行ってほしくなんかないのに、どうして私は言っちゃったの―――
 
気が付けばミリアリアは大きな瞳に涙を浮かべ、唇を噛み締めていた。
 
 
 
「…シャワー行くから」
ディアッカが不貞腐れるようにそう溜息交じりに吐き捨て、部屋を出て行った。
ドアが閉まると同時に、ミリアリアの体から力が抜ける。ぱたりと手が床に落ち―――零れそうだった涙も、床に落ちた。
乱された軍服。
破られたストッキング。
ゆらりと立ち上がり、それらを隠すように丈の長い上着を羽織っただけの恰好で、ミリアリアも部屋を後にした。
 
 
 
 
 
 
 

007

『180+』のサイトマスター、えみふじ様との合作、いよいよ始まりました!

いつもなら素直にディアッカの手に落ちるミリアリアが突然表した「怒り」。

部屋を出たミリアリアが向かった先は?

 

 

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2014,7,22up