Look at only me

 

 

 

このお話はR18要素を含んでいます。

苦手な方は閲覧をお控え下さい。

閲覧は自己責任でお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

自然と揺れる腰に気づき、ミリアリアはきゅっと唇を噛み締めた。
恥ずかしい。浅ましい。こんな、まるで強請るような──。
 
「奥がキモチイイ?」
 
首筋に唇を落とされ、そのまま掠れた声で囁かれると、ミリアリアの頬が赤く染まった。
 
「ちが、ふ、あっ…だ、って、あ、やぁ…っ!」
 
力強く何度も最奥を突かれ、言葉は途中から意味をなさないものになる。
気を抜けば泣き叫んでしまいそうなくらい、気持ちがいい。
自分のものではないような声も、みっともなく喘ぐ顔を見られるのも恥ずかしくて、ミリアリアはもう一度唇を噛み締める。
 
「声、もっと聞かせてよ」
「い、や…」
「なんで」
 
経験値などないに等しい自分にそれを聞くか。言わせるか。
自分に覆いかぶさるディアッカを弱々しく睨みつけ、ミリアリアはなんとか呼吸を整え口を開いた。
 
 
「恥ず…かしい、のっ!」
 
 
紫の瞳をきょとんと見開き──次の瞬間には唇を塞がれ、ミリアリアは目を見開いた。
 
「んん、ん!んあ、や、んう…あっ!」
「ミリィ、ほんっとかわいい」
「な…あふ、ぅん…」
 
止まることのない律動とともに舌を絡められ、不覚にも声が漏れてしまう。
 
「じゃあさ…もっと恥ずかしいコトしよっか」
「…え…?あ、なに…きゃ…!」
 
繋がったまま器用に体を裏返され、腰を引き寄せられる。
 
「よっ…と。ミリィ、力抜いて」
「ディア…きゃあ!」
 
そのままぐい、と体を起こされ、ディアッカの両腿に跨る体勢にされ、ミリアリアは驚きと羞恥のあまり悲鳴をあげた。
 
「これならたっぷり奥まで届くだろ?」
「あ!ひあ、ああ!!」
 
腰を揺さぶられ、繋がっているところの上にある花芯を後ろから刺激され、今までにないくらいに甘い声が部屋に響く。
どうにか逃げたくても大きく開かされた足は閉じることも許されず、与えられる愛にただ身を任せることしか出来ない。
 
 
「俺のことだけ考えてればいいから」
 
 
余計なこと、考えられなくしてやるよ──。
背後から抱きしめられ、花芯だけでなくまろやかな胸の蕾をも同時に嬲られ、頭の中が真っ白になって。
 
「ディア…ッカ、だめ、変に、なっちゃ…ああ、あ、ディ…ああああ……っ!」
 
全身を震わせながら、ミリアリアはあっという間に高みに押し上げられた。
絶頂を迎えた後も小さな喘ぎ声を零し、びくん、びくん、と震える細い体をぎゅっと抱きしめ、ディアッカはまた囁いた。
 
 
「イった後の顔、見せて、ミリィ」
 
 
そうしてゆっくりと振り返ったミリアリアの蕩けきった顔は、これまで遊びで抱いてきたどんな女よりも可愛くて、いやらしくて。
褒美とばかりに甘くて深いキスを与えながらディアッカは強く腰を打ち付け、熱くうねる場所にたっぷりと想いを吐き出した。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

はい、こちらも年齢制限入ってますすみません…!!
無印終了後、恋人期間中のお話です。こちらもツイッターにアップしたもので、若干修正済みです。
経験値の浅いミリィが可愛くて、ディアッカが張り切って色々しちゃう(笑)
意地悪ディアッカ降臨です。
タイトルは「俺のことだけ見て」という意味。
ディアッカは独占欲の塊であって欲しい、という願望丸出しの作品となりました(笑)
楽しんでいただければ幸いです!

 

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2017,9,12up