このお話はR18要素を含んでいます。
苦手な方は閲覧をお控え下さい。
閲覧は自己責任でお願い致します。
霞む視界の中で揺れている白いものが自分の足だと気づくまで、しばらくかかった。
ああ、月の光が反射してるのね。
自分の肌は白くて、彼の肌は褐色。
──このまま溶け合って、ひとつになったらカフェオレになるのかしら。
与えられる愛に溺れかけながらぼんやりとそんなことを考えていると、ひときわ奥を突かれ、ミリアリアの口から甘い嬌声が零れた。
「別のこと考えてただろ」
律動は止めぬままそう問いかけてくるディアッカは、少しだけ意地悪な顔をしていて。
なんとなくバツが悪くなったミリアリアは誤魔化すように褐色の体を引き寄せた。
「なぁ、何考えてた?」
「別に、そんなの…ああっ!」
「言わないとイカせてやんないぜ?」
「や、いや…あん、あ…あ、あ!」
律動が早まり、同時に深い場所を怒張で擦り上げられる。
たまらず目の前の逞しい体に縋りたくても、両手首はベッドに縫い付けられそれは叶わない。
「んあ、あ、ま、って…おねがい、ああ、あ」
「教える気になった?」
快感のあまり零れ落ちた涙に唇を寄せながら、ディアッカは甘い声で囁く。
荒い息を整えながら、何と答えればいいかしばし思案して──妙案を思いついたミリアリアは、蕩けきった碧い瞳で愛しい男を見上げてふわりと笑い、囁いた。
「ディアッカのことしか考えられなくなるくらい、たくさんいかせてくれたら教えてあげる」
翌朝、倦怠感でいっぱいのミリアリアが種明かしをすると、ディアッカはおかしそうに笑った後、ミルクたっぷりのカフェオレを淹れてくれたのだった。
久しぶりの突発小噺は、短い上に18禁となりました…;;
苦手な方は本当に申し訳ありません!
ディアミリ好きなフォロワーさんと話が盛り上がり、本当突発的に書いてTwitterに投下したものです。
珍しくミリィが積極的ですね(笑)
裏行きかな、と思ったのですが、そこまでがっつり描写もないのでこちらにアップさせて頂きました。
公式設定(未来版で・笑)でもこんな幸せな二人であって欲しいです…!!
2017,8,12up